大好きな映画が増えました。
原作は魚喃キリコの漫画。ずっと前から憧れているのに買ったり読んだりしたことのない漫画です。
ただDVDをつけたとき、ふと、(あ、山本直樹原作と大勘違いしていたら!)と思い(それもまた良し!)と思いました。
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映画化されたらR指定でしょうか。
ブルーって単語は綺麗で青って本当に自分にとっても大切な色で、それから世界にはblueと冠された作品も芸術も多いですね。『PERFECT BLUE』は自宅にあるのでまた観ましょう(夜中に観ると怖い……)こっちはR15だったような気がするのですがAmazonで閲覧するとそういう提示が見当たらないようです。大丈夫かしら。山本直樹と共にRが付く、という関連性は無いです。
勿論、魚喃キリコでした。
映画がとっても良かったので漫画も本当に読もうと思います。やっと今になって。
市川実和子と小西真奈美の高校生役というのがとても良かった。
小西真奈美のこんな役柄見られて本当に良かったです。『走れメルス』の零子さんの役も良いですが、良い女優さんですね〜。
今、綺麗な大人の女優さんになっているひとたちが、実はこの映画で少女や空を演じていた、と出会ったときどきどきします。小西真奈美って演技力がとても高いのに漂わせる清純さは新人として現れたひとみたい。サウンドトラックも良かったです。ギターの部分も良かったけれどリコーダーの音が呼び起こすあどけない音のいとしいこと。
少女の映画は。
これとか!
これとか!
心が燃えるな……。
少女! というより、青春! というより、高校生!!! 私自身が高校の頃なんて苦しくてそれしか無かったのに高校時代のことがなんでこんなに眩しくて今胸苦しいのだろう。保健室で泣いてばかりだったし碌でもないことが本当に多く今に影響が至るまであったし、でも学年の子たちがみんな大好きだった。
『blue』のなかで市川実和子演じる主人公は小西真奈美演じる同級生に「好き」と云う。彼女たちは生涯を通して同性愛者として過ごすわけじゃない、女子高生としてのカップルで、私自身中学高校を通して恋したいような女の子が沢山いたので切なくなりました。でも私は同性愛者として誰かとカップルにならずにみんな大好きで「恋の終わり」とか来なくて、男じゃなかったから「〜〜の方が好きだから」なんていう振られ方もしなくて、だから私は高校生の女の子の友だちと笑顔を合わせあうっていうことが大好きです。
最近、レンタル落ち格安で売っていたので、『檸檬の頃』にも期待しています。たぶんこれも青春……。しかもレモン……!